メール劇「親愛なるあなたへ」のご報告

 

2014年8月1日(金)19:00開演

会場 LAPIN ET HALOT

 

メール劇「親愛なるあなたへ」

行ってまいりました。

 

簡単にご報告します!

 

 

1幕は…出会い系サイトで知り合ったミツコとタツキの物語です。

 

下手に小此木まりさん、上手に畠中さんが座り、それぞれが片手にスマホを持ったままメールのやりとりを読みあいます。

「メール」という手段を使っているからか、朗読劇よりももうちょっと生で軽快なセリフの応酬という感じでした。

面白くもないオヤジギャグを連発するようなタツキですが、不器用ながらも誠実な人柄。 2人はメールのやりとりを通じてお互いの信頼感を深め、好意を持ち合うようになります。

しかしミツコは時々連絡が取れなくなることがあり、それが病院通いのせいだとわかります。なんとか闘病中のミツコを励ましたいと思うタツキと、あまり病気のことに触れられたくないミツコ。気持ちがすれ違って喧嘩になることもありました。 

しばらくお互いに連絡を取り合えないまま月日が過ぎ、ようやくミツコが病気から快復したとき、ミツコはタツキの母からのメールでタツキが亡くなったことを知らされます。

実は末期ガンを宣告されタツキも闘病中だったのです。

ミツコと知り合ったことで、タツキは最後まで希望を持って幸せに過ごせたのだ、と母からのメールは感謝で結ばれていました。(ここはミツコが「お母さんのメールにこう書いてあったよ」とタツキに話しか ける独白シーンです。 ここで畠中さんはいったん退場します。)

 

2幕は…ミツコのその後のお話しです。

病気が治り会社生活にも復帰したミツコは、今ではタツキの母とすっかりメル友になっていました。(なんと畠中さんがおばあさんの扮装で舞台に登場!

二人はメールでタツキの思い出を語り合います。タツキが亡くなって2年、ミツコは今でも彼を思い続けていました。

タツキの母は、ミツコの気持ちはありがたいが前に進まなければいけない、いい人が現れたらタツキの事は忘れて幸せになって欲しいと願っています。

やがてミツコに新しい出会いが訪れ、全ての事情をわかった上でミツコに告白した彼にミツコも惹かれているとわかったとき、タツキの母は思わず「息子がかわいそうだ」と詰ってしまうのです。

ミツコもタツキに後ろめたい気持ちがあるからこそ、そんな母の言葉に深く傷つき、言い争ってしまいました。

 

タツキの母は自分がミツコを責めてしまったことをどう謝ればいいのか悩み、ミツコも母にキツイことを言ってしまったこと、自分が新しい幸せを求め ていいのかと悩みます。

 

そこに再びタツキからのメールが届いたのです。

タツキは、ミツコが幸せになることこそが自分の幸せだと伝えます。

それがタツキの母からのメールであることもミツコにはすぐわかりました。そしてタツキの思い出と一緒に、新しい人生をしっかりと生きていく決意をします。

 

…と、非常にざくっと私の印象だけで書いてしまいましたが、こんなお話しでした。

1幕では、ミツコを想うタツキの歌、亡くなったタツキを想うミツコの歌に泣かされました。

そして一転2幕で登場したタツキ母・畠中さんに爆笑です!すっとぼけているのに妙に前向きで明るく元気なおばあさん役が、こんなにハマっていていいのでしょうか。(笑) 

なんというか…タツキを演じていた時よりも生き生きと役を楽しんでいましたね、確実 に。 ミツコには幸せになって欲しいけれども、やはり息子の事を忘れて欲しくない…そんな母の葛藤、その葛藤も越えて「息子が愛した」ミツコの幸せを願う姿も、とても心に沁みました。

小此木まりちゃんの感受性豊かな演技にも泣かされました。 ミツコとしての笑顔も泣き顔も怒った顔も全てが人を引きつけるんです。歌声も情感に溢れていて、かつきっちりとコントロールされていました。

途中何度かミツコ・まりさんとの掛け合い漫才のような爆笑シーンがあるのですが、本当に二人の息もぴったりで素晴らしかったです!

 

お芝居終演後に宮川さんがご挨拶され、もともとは1幕部分だけの脚本だったものを、人が死ぬ話で人を泣かせたり感動させたりするだけじゃいかんな、と2幕を書き足して、今の形になったのだそうです。

この2幕のおかげで観客も、大切な人が亡くなるという「喪失」から立ち直っていくミツコと、そんなミツコを応援することで息子の死の悲しみを昇華させていく母親の2人の姿を見ることが出来て、後味のいい素敵な作品でした。

 

そしてそして!この二人が揃っているならこれしかない!ということで、「塔の上のラプンツェル」から「輝く未来」のデュエットを歌っていただきました。

2年前の小此木まりちゃんのバースデーライブに畠中さんがゲスト出演された時以来の、貴重なデュエットでした!

しかし…まりちゃんがきっちりアイコンタクトをして歌おうとしているのに、お芝居が終わって素に戻りかなり照れ照れモードに入ってしまった畠中さんは視線を微妙に泳がせています。 畠中さん、が、頑張って!!(笑)

それでも歌の最期はお互いしっかり見つめ合い、畠中さんの超やさしーーーい笑顔を見ることができました!

 

最後にはソロライブの告知もしていらっしゃいました。(これまた照れちゃってあまり積極的には言いたくなさそうに感じたのは私の気のせいでしょうか?)

 

こちら、当日配布されていたチラシです。

 

終演後の畠中さんです。

他の方とお話ししているところを撮影させていただいたので、カメラ目線になってませんが…。


 

 

畠中さん、お疲れ様でした!

放映スケジュールは↑Disneyチャンネル公式ページでご確認ください。  

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