「ラグタイム」完走！

皆様、大変ご無沙汰しております。

畠中です。

9月9日に日生劇場にて開幕したミュージカル「ラグタイム」は、大阪、名古屋を経て、10月15日、無事に大千穐楽を迎える事が出来ました。何事もなく、完走出来た事、本当に嬉しく思っております。

25年ほど前にブロードウェイで初演を迎えた本作品。時を経て、ようやく日本での初演となりました。石丸幹ちゃんが衝撃を受け、いつか絶対にやりたいと願っていたそうで、25年越しの悲願達成となりました。

僕も初めて台本を読んだ時、作品の持つパワー、エネルギーに死ぬほど圧倒されましたが、白人や移民、黒人といった人種の違い、ビジュアルをどう見せていくのか？という懸念が先立ちました。

ブロードウェイでは、そのものズバリの方々が演じられていただろうし、それを日本人だけでどう見せるのか・・・。

演出の藤田俊太郎くん、振付のエイモンさんは衣装の色や特徴的な動きを取り入れて表現しました。とても斬新なアイデアだったと思います。

幕開けから各人種間での問題を提起しつつ、あってはならない、どうしようも無い方向へ物語は進んでいきますが、それでも決して未来を諦めない、人種を越えた人としての在り方をメッセージとして、何とも言えない感動的なラストで幕を閉じます。

横一列に各人種が入り交じって並んで歌ったラストソングは毎回心の震えが止まりませんでした。

この作品に出会えた事、あの音楽に出会えた事、何より苦楽を共にした素晴らしい仲間と出会えた事、日本初演メンバーに起用して頂けた事、全てに心からの感謝を捧げたいと思います。

ご観劇頂けた方々の感想や意見を是非伺ってみたいです。何を感じたのか、何が心をよぎったのか・・・どうぞよろしくお願い致します！

日生劇場にて、皆様からの愛のお花を頂きました。　とても素敵で綺麗なお花、本当にありがとうございました。感謝感謝感謝！

今は無事に終わってホッとしております。また次へ向けて英気を養い、頑張って参りたいと思います。

ありがとうございました！

畠中洋

東京公演千穐楽後にいただいたお写真、初日後にいただいたお花のお写真もこちらに再掲します。　

会員専用ページには別のお写真もUPしてあります。

by発起人